台北神愛教会ユースとゴスペルシンガーのDVD発売

 
 最近Zorina Londonという黒人ゴスペルシンガーが私たちの教会の礼拝に集うようになり、ユースのダンスを指導してくれるようになりました。彼女は台湾で最も大きな英語の教材の会社「空中英語」の契約歌手で、この度彼女とユースのダンスがDVDとして発売されることになりました。
 撮影は礼拝後会堂内で行われました。
 娘の恩恵と佳美も登場します。
下に宣伝のビデオがあります。

母の日伝道会

今年は区のホールを借り切って、大型の母の日伝道会を行いました。準備段階ではホールを借りるだけでいろいろな障害がありましたが、最後は何とか借りることができ、原住民のみを対象にしたチケット性のコンサートになりました。


 
 この催しの中には、タレントの証しと賛美が2人、原住民婦人と児童の歌が2曲、台北市各地区の原住民模範ママの選出と表彰などが含まれています。そして目玉が福引です。
 福引券は、住所や名前などとの引き換えでなければ手に入らないようになっているので、殆ど出席者の全員の個人情報を得ることができ、アフターケアがしやすいのです。この方法はどこに行っても使っています。

 400人の参加者があり、大きな喜びに包まれました。

タイヤル族の祈り会

 桃園県のパーリン長老教会の牧師から電話があり、タイヤル族の祈り会があるので、夫婦で講師として出席をしてくれないかという要請がありました。
 原住民の長老教会は教団の壁が厚いと日ごろ感じていた私たちにはとても意外な要請でした。

 会場となった教会に着くともう賛美が始まっており、伝統的な賛美ではなく、ショートコーラスが若者達によって導かれていました。
 メッセージにも今までの長老教会とは違いダイレクトな反応がありました。この祈り会の会長がこの会の趣旨を話して下さり、この祈り会はタイヤル族聖霊を受けた牧師が始めたそうです。
 私たちはびっくりしました。いままで原住民の教会を伝道し聖霊に最も拒否反応を示したのがタイヤル族だからです。
台北で原住民教会を開拓してきて、ずっと孤独な状態でしたが、このような仲間を主は静かに育んで下さっていました。
最後は牧師同士が手を取り合って台湾のリバイバルのために泣きながら祈りました。


クリストファーサンの国際大会in岡山

台湾を代表する国際的な伝道者にクリストファーサン師がおられます。彼は、台湾ではもとより、華僑のいる多くの国で大変用いられ尊敬されている伝道者です。
 彼は5年も前から日本のために働いているそうです。私はそのことを全く知りませんでした。事務所から電話があり、岡山での通訳の奉仕をお願いされ、近年の彼の日本への重荷を知りました。

 海外部の許可を頂いて、お手伝いのため日本に帰国しました。
岡山は、日本でも教団を超えた一致がとても進んでいるとの事で、今回の大会でそれを強く感じました。
 サン先生ご夫婦とは今回の大会の間個人的なお交わりをして頂ける恵みにも預かり、その謙遜で従順な姿勢にとても強く心が打たれました。

 日本での宣教は今年が一区切りだそうで、9月の東京がとても困難な道のりにあることを知らされ、日本人として殆ど何もしてこなかった私は祈ることから始めようと思っています。今回は台湾からタイヤル族の伝道者20人も一緒に参加しとても楽しい時ともなりました。



 

復活節と掃墓節を兼ねた伝道会

 今年は1ヶ月に1度の日曜日は、大型伝道会をするという目標で今年が始まりました。2回目(旧暦から数えて)の4月はイースターを1週間ずらして、イエスの復活と掃墓節記念を兼ねて、身内の召天記念礼拝をしました。台湾では他のアジアと同様に家族愛をとても強調します。そしてそれが祖先崇拝につながってしまうのです。

 キリスト教は家族を大切にしない、祖先を敬わないという批判をよく耳にします。そのような誤解を取り除くためこのような伝道会を企画しました。当日は来会者に先に亡くなった家族の写真を持ってきてもらい、未来の再会と復活の希望についてメッセージが語られました。最後に献花の儀式が行われました。


ユースお泊り会でのこと

 先日ユースの恒例お泊り会があり、盲目の世界を体験するというゲームをした。私たちの会堂は地下なので、電気を消すと100坪の会堂や教室が本当に真っ暗になる。その中を歩くというもの。一人が机を蹴飛ばして暗闇で大きな音を出してしまった。

 10分ほどでゲームは終わり、電気をつけたものの、何人かは浮かない顔をしていて、次のゲームに移っても表情が暗い。訳を聴いてみると、暗闇恐怖症の学生が多く、机を蹴った音で過去の暗闇で起きた原体験がフラッシュバックしてしまったようなのだ。
 彼らは山で幼少時代を過ごした子供が多い。その親の多くはアルコール中毒者で、殆ど毎晩夜嫌なことに遭遇していた。山の夜は台北と違って本当に暗い。だから暗闇恐怖症になってしまった子供たちは非常に多い。

 青白い顔をして震えている学生たちを見て、本当にかわいそうに思った。
 主よこんなにも深く傷ついた子供たちを私たちの教会に沢山送って下さり、毎日一緒に生活させて頂いて感謝します。どうか彼らの暗闇に光を灯し、幼いころの傷を癒してください。震えているこどもたち一人ひとりを抱きしめながら、心でそう祈りました。

天父の愛

 今回オーストラリアの宣教師Topi先生をお迎えし、「天父の愛」祈祷会を行いました。Topi先生は長年日本で宣教しておられたので日本はぺらぺら。先生が日本語でメッセージを語りそれを私が中国語に訳すという不思議な通訳風景となりました。
 先生の奉仕はなんといってもその風貌からサンタクロースのようなお腹で一人一人をお父さんの立場から抱きしめるというものです。抱きしめられた人はなぜかその大きな胸で皆大声で泣いてしまいます。私たちの教会はシングルマザーが多いので、その泣き声はひときわ大きいものになりました。
 最後に私も抱きしめられ、「丸山先生には天のお父さんの愛があります。」と言われました。私は「お母さん」じゃなくて「お父さん」なのか....分かっていたけど....

教会メンバーのほとんどがお父さんがいないからそれでいいのかな。