「たまりば」になりつつ教会

 1昨年神奈川にあるNPO「たまりば」を巡回の途中で見学させて頂きました。フリースクールで子供たちの居場所を提供していました。その様子に感動し、教会が若者たちに「たまりば」となれる場所を提供したいと強く感じました。

 思えば私の学生時代は「たまれる」場所が沢山ありました。お寺の境内や神社の祭り、友達の家、先輩の家、駄菓子屋、でも今の子供はそういうところがありません。あっても安全ではありません。

 この夏休みは昼間は全て学生たちに開放して本格的にたまり場づくりをしようと試みました。楽器やボランティアのお兄さん。そして簡単なカルチャースクール。そしておやつまで。そして、それは実現し、まさにたまり場になり朝の9時から夜の9時まで学生たちが毎日「たまれる」場所になりました。

泣きながら悩みを相談する子供。楽器を鳴らす子、ただぼんやりしてる子。踊っている子。

それぞれ思い思いのことをしていますが、なにかまとまっています。最近では原住民でない近所の学生まで集まるようになりました。

そして毎日礼拝があります。(これだけは強制になっています)


日曜礼拝も「たまり場」の延長線に存在しみな違和感なく礼拝に集うようになりました。