明日は清明節です

 台湾の3大祝日に清明節があります。別名掃墓節と言われみな田舎に帰りお墓参りに行きます。
今日から台北は少し静かです。

秦の時代劉邦という人がいました。彼が大戦から帰ると両親のお墓が雑草が生えてどこだか分からなくなってしまいました。神を破いて紙ふぶきにし両親の霊がお墓のありかを知らせてくれるようにというのが清明節の由来です。

台湾は先祖を大切にします。日本でも「おくりびと」という死者への尊敬と優しさ描いた映画が大ヒットしオスカーにも入賞しました。先祖や死者を大切にするというのはアジア共通の文化のようです。

キリスト教は先祖の霊は拝みませんが、旧約聖書では先祖という存在をとても大切に扱っていると感じます。また「お墓」

についても度々言及しています。私たちはこのような文化の中で、先祖礼拝にいきなり反対するのではなく、聖書も先祖を大切にしているということを愛と真心を持って伝えてゆく伝道が必要なのではないでしょうか。


写真は南山の姑のお墓です。墓碑に十字架と写真が貼り付けてあります。
原住民はみな必ず自分の故郷にお墓を持ちます。