老人ホーム慰問

megumaru212006-04-02

 原住民の方々は幼いころから苦しい境遇にある人が多いため、他の人の必要に応えようとすることが少ないように感じて来ました。世界で自分が一番かわいそうだという殻にこもってしまうのです。
 けれども、最近新しい変化が現れてきました。こんな弱い自分でも他の人のために何かができるという発想が生まれつつあるのです。婦人たちの願いで、近くの老人ホームに行って役に立ちたいという計画が生まれ日曜の午後を利用して、老人ホームで約2時間ぐらい歌を歌ったり、老人とおしゃべりをするというお手伝いをしてきました。こんな些細な奉仕から自分も人のために役に立てるという自信と価値が生まれてくるのです。みんなの顔は輝いていました。私は日本語ができる老人と沢山お話ができました。