母語教室成果発表会

山地母語教室は毎週土曜日の午後に開設されています。現在タイヤル班、アミ班、タロコ班の３つが開かれており、今日その発表会がありました。この教室に参加している子供たちのほとんどが、普段は山地語を使っていないため、言語の継承が難しくなっています。昨年、原住民のいろいろな福祉は身分の証明だけでなく、言語が出来ないと申請できないという法律が設定されてしまいました。ですから、この法律が出来てから母語教室に来る子供たちが増えました。

この発表会には台湾で非常に有名な李泰祥という音楽家の家族一同が協力して下さり、とても芸術的なものに仕上がりました。普段は走り回ってとても授業にならないこともあるような子供たちですが、今回はやっと心を一つにすることを学び、すばらしい発表会になりました。母語で、歌や踊り、劇や宣言の朗読などがされました。写真はタロコ班の劇です。