イエンピン(同居人)が手術をしました

我が家にはイエンピンという同居人がいます。3年前、全くお金もなく仕事も無く、親からも見捨てられているため、我が家に住むようになりました。もう3年になります。

子供の面倒を見て貰えるだろうとまた、家賃も負担してくれるだろうと思っていたのですが、彼女は中学しか出ておらず、体に障害と言うか体に腫瘍があちこちにできる体質で、親もおそらく知的障害の家系で小さい頃からいろいろな教育をされておらず、同居人の私達には大変な生活が強いられました。

今では私の大きな娘のような存在です。仕事を捜し、PCや礼儀を教え、社会の常識を教える毎日です。そんな努力がすこしずつ実り、今では日曜学校の校長も出来るようになりました。

そんな彼女が腰と足の内部に腫瘍ができ、日に日に成長して、神経や血管を圧迫するようになり、手術をしなければ歩くことも困難になりました。見放すこともできず、手術から回復まで面倒を見ることになりました。

彼女はこの月に限って、なけなしのバイトの給料を早々使い果たし(このことでもこっぴどく私に指導されましが)手術費を私達が出すことに。いくらかいくらかと心配していたら、50元とのこと。何度も聞き返したけど間違いないようです。あーよかった。台湾の健康保険の制度は未だに私はよく分からないです。普段でも経済的に危うい私達はほっとしました。

とりあえずこの手術の経験で体も健康になり、こころも成長して欲しいと願っておるのです。