恒例の収穫祭
原住民にとって収穫祭はどの部族であってもとても大切なものです。故郷で開かれる収穫祭に参加することで、自分がどこから来たのかを確かめ、感謝するのです。
それでも、原住民の生活は近年変わり、台北に定住してしまい、仕事の関係などで、故郷の収穫祭に参加できない人も多くなりました。
そこで約5年前から、日曜日教会で収穫祭を行うようになりました。みんなそれぞれの方法でこの1年祝福して下さった神様に感謝の気持ちを表そうというのがこのお祭りの趣旨です。献金する人、野菜や果物を振舞う人、賛美をささげる人、1家で証しをする人、皆表現の方法は違いますが、台北という慣れない場所で生きて来れた感謝でいっぱいの面持ちで、一人ひとりが輝いていました。