世界祈祷大会

　日曜日の礼拝の午後、世界祈祷大会という祈祷会に教会あげて参加しました。この祈祷会は、なんと総統府という台湾での心臓部の目の前の通りを貸しきって行われました。このような活動は台湾ではカリスマ派の教会が開催するため、他の教派はわりと冷ややかに見ています。私たちの教会の信徒も長老教会からの移籍者が多いため、今まで参加にはあまり積極的ではありませんでした。
　
　けれども、最近総統の婿が株の不正取引で逮捕され、それに引き続き芋づる式で総統の側近が取り調べられ、台湾は今危機的な状態にあります。
いまさら教派の壁にこだわっている場合ではないという機運が高まり、何万にも人々が集まり集会をし、国のために膝まづいて祈りました。

　集会の中では中国人が原住民を差別していることへの悔い改めなどもあり、深い祈りがされました。この大会が単なる1日のお祭りでなく、台湾のクリスチャンが本当に世の光となれるように心から願います。